どうも、就職氷河期世代後期の、ダリーです。
関西大学に在学していたぼくは、ろくに就活しなかったので無事、ブラック企業へ入ったというクソな過去があります。
今考えると、もっと有効に新卒カード使うべきだったなーと思う時もありますが、まーいいです爆。
当時のぼくはマジで世間知らずでしたからね。情弱王子でした。
POINT軽く自己紹介(読まなくてもOK):ダリー・ウメモって誰なの?簡単に名前の由来から再度説明します。
さて、今日はぼくが新卒で入社した「ブラック企業」の思い出を書きます。
といっても2004年に入った会社なので14年位前の話ですね。
この位前ですと、自分の中の「黒歴史」として、冷静に書けますね。
補足しておくと、この時期はまだツイッターは発明されていません。
過酷な残業や労働環境が当たり前で、そんな事実は世の中に拡散されてない時代でした。
要はブラック企業の天国、黄金時代だったのです。
現在の若者は想像もできない「情報未発達のクソ不景気時代」でした。怖いですね。
あんまり最近の話ですと、変に熱がこもったり、恨みつらみが出たりと、生臭くなってしまうかなと思って今まで書くことを封印してきました(戦争体験かよ)。
というわけで行ってみましょう。
関連:【悲報】社畜会社員ネタはもう古い。令和のサラリーマンには理解されないオワコンとなっていた事にやっと最近気づいた就職氷河期世代のブログ
関大新卒で超絶ブラック企業へ入るまでのぼくの背景。就活をほとんどせず、新卒カードをドブに捨てました。ロックンローラーになるのが夢でした。クソな人間でした爆。
実は、ぼくは大学時代ほとんど就活をしておらず(爆)、たまたま内定をもらった企業へほぼ何も考えずに入社しました(爆笑)。
のちにそこがブラック企業だと判明するのですが。
現在、大学生の方、就職活動を控えている若者に伝えたい事は、ぼくのような社会を舐めた姿勢ですとブラック企業に出会う確率は非常に高まります笑。
ぼくは当時、バンドをやっており、ロックンローラーになるとかアホなことを考えていました爆。
関連:新卒で就活失敗。無事にブラック企業に就職!面接苦手です。
企業を比較検討するためにも、なるべくたくさんの企業を受ける事をオススメしますよ!ここが一番だいじ!
よく言われることですが、「新卒カード」ってかなりオッサンから見るとうらやましいアイテムでして、そのカードと若さがあれば、たいていの企業は会ってくれるでしょう。
オッサンになると面接に行くまでにまず、書類選考でバンバン落とされるという現実があります笑。
面接で落ちても、落ち込むことはないですよ。当時のぼくは落ち込んだりしましたが・・・。
人格が否定されたわけではなく、全ては企業とのマッチングの問題。
軽い気持ちで就活にのぞめばいいのです。新卒カードって大事ですよ!
おっさんからのアドバイスです・・・。届かない人には届かないだろうけれど・・・。
当時のぼくは傷つきやすく、対人コミュニケーション能力も今より低かったですからね。
POINT適当に面接受けているのに、すぐに内定が出る企業は高確率でブラック企業です♪
ちなみに、ブラック企業に入ってしまって、すぐに退職した・・・という人でも使える転職サービスはあります。
リクルートが運営する「就職ショップ」です。
また参考にしてみてください。
就職Shop公式サイト(スマホでOK)
そしてぼくは関西大学を卒業し、ブラック企業へ入社した。そこで底辺社会の辛さを知った。
2004年。それはまだ「サービス残業」なんて当たり前の修羅の刻。残業代は基本無い時代の話です。
SNS(ツイッターとか)なんてものはまだなく、どれだけ非道な扱いを社員にしても、外部に拡散される手段は少なく、経営側はやりたい放題。
「転職会議」とか「カイシャの評判」なんていう便利な口コミサイトもありません。不便な時代でした。
そして働いている社員たちもブラック経営者からゴミ扱いをされるのがもう当たり前になっているという地獄状態。
今から考えると経営側と労働者側のナゾの「共犯関係」が成立していたのです。お互い協力してブラックな環境を作っていたのです。
「人手不足」じゃなくて「人余り」の時代です。会社がかなり傲慢な時代でしたね2000年代初頭は。
「別に人が辞めてもまた代わりに人を入社させればいいや」というヤバい時代でした。
「サラリーマン=モーレツに働いて当たり前」という風潮が色濃く残っているのに、景気はどんどん悪くなっていくという非常にツライ時代でありました。
待遇だけ、悪くなっていき、不景気なのは末端社員の働き方のせいにされ、ブラックに働かせられる・・・という地獄の時代でした。
ぼくが入社した大阪のブラック企業の特徴【2004年当時】
数えきれないほどの思い出がありますが、主なものだけこの記事では上げていきます。
別記事にもしてますが・・・
コミュニケーション無理、意思疎通できない上司がいるヤバい会社は速攻で転職すべき理由(ブラック底辺に多い)。
ブラック企業の思い出!恐怖の「経営理念お札祭り」【2004年新卒】
基本、土曜日は全部出勤。休みは日・祝のみ・・・。死にたくなる。
一応、土曜は申請すれば休みは取れますが、それも「土曜研修」というヤバい名目でした。
そして入社後、半年間はそれを「土曜研修」を申請さえできないというヤバいシステム。
すなわち土曜全部出勤。
POINT※入社前に土曜は完全に休みが取れるのかとかはチェックしておきましょう。「完全週休二日制」でないと、死ぬことになります笑。
入社後、1か月間はオフィスから離れた会議室でひたすら「経営理念」の勉強。
22歳のぼくは世間知らずだったのでまったく知りませんでした…
「経営理念」というお題目を高くかかげてゴリ押ししてる企業は超高確率でブラック企業!
という真実を…。
関連:驚愕!ブラック企業にとって「経営理念」は洗脳の手段に過ぎない。
現在、就活してる方は参考にして下さいね。
ヤバいブラック企業の見分け方は下記記事を参考にしてください。
で、「オフィスという現場から隔離された理由」なんですが、これも今だからわかる事ですが、
「オフィスの雰囲気が究極にヤバい、殺伐としたものだったから」
というのが大きな理由でした。笑い話のようですがこれは真実です。
新入社員に「ヤバすぎる仕事風景」を見せると、ショックを受けてすぐに辞めるだろうという経営側の「ナゾの配慮」があったんだと思います。
「いやいや、それやったらまず、職場環境改善が先やろが」って話ですけど・・・。
あまりにオフィスがヤバい雰囲気なので、たまに「観葉植物」なんかを置いてたらしいのですが、いつも一瞬で枯れたそうです。社員が冗談半分で話していた話ではなく、「本当に枯れてしまうんだ」みたいな口調だった記憶があります笑。
長時間労働は当たり前。残業代という概念は無し。我々社員はかなり奴隷でした。
特に月末の売上締日。
目標売上の設定がかなり高いので、だいたい毎月売上達成にはなりません。そして達成しないと、帰れません笑。
ぼくは入社して間もない営業だったので、夜10時ごろには帰れた記憶があります。ですが、先輩連中は11時とか12時まで残ってました。
たまに自分の部署が売上達成できても、他の売上未達成の部署の数字が上乗せされるという非常に独創的なシステムだったので帰れる確率は「全社の数字目標が達成してから」という無理ゲー状態笑。
深夜まで残って営業は何をしていたのか?何もしていなかったのです…。
当然ながら、得意先はぜんぶ閉店してます。注文のお願いの電話をするわけにはいきません。
では、一体深夜まで残って社員(社畜)は何をやっていたのかというと?
- 黙ってパソコンをカタカタする(ネットには繋がりません。売上伝票を上げたり、注文状況だけを確認できる、画面背景が真っ黒な古そうなシステムです)。とりあえず、何か売上を上げられるネタは無いのか探しているように見せるためのプレイです。
- ひたすらタバコ。2005年からは分煙制となり、自分の机でたばこを吸う行為はなくなりましたが、オフィスの隅っこに簡単に仕切りをしただけの分煙室であり、オフィスは煙だらけで曇ってました。
- 特に何もせず、考えてるフリ。たまに他の社員と喋ったり。ナゾの雰囲気です。
はい。不毛です。
とりあえずこの場に社長はいなかっかったのですが、何もせずに帰ったりするとあとで部長連中、専務、常務が怒られるのでそういう居残る伝統が生まれました。
締日が日曜だったりすると、出勤も何度かありましたね。
ブラック企業体験記まとめ:新卒カードは大事だよ。就活はちゃんとして、企業を見極めないと高確率で死亡確定。ブラック企業を見極めよう!
書いてて疲れてきたので今日はここまで爆。
就活しなかったぼくの自業自得とも言えますが、こんな企業の存在があるというのは恐ろしい事実です。就活を前にした皆さんは企業研究を怠らずに行きましょう。
もし、ブラック企業に入ってしまったら…。現代には退職代行と転職エージェントがあります。
2018年現在でも数は減ったのでしょうけれど、「ブラック企業」は生き残っています。
ダラダラとそんな企業に残っていても未来は無いです。
自分の幸せのためにも退職、転職も視野に入れて下さい。
ヤバい会社の場合、退職代行を使った方が話が早いのかもしれません。
現在、27歳くらいまでなら、エンジニア目指してみるのも、クオリティの高い将来が待っていそう。
30歳超えてる人は転職エージェント経由で転職でOKです。
- 【大阪校アリ・20代未経験OK】DMM WEBCAMP COMMITの特徴。転職成功率98%の転職保証付プログラミングスクールを解説。教育訓練給付金制度有り。
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今ですと「転職エージェント」という便利なサービスがありますので、転職者の負担も軽くなっています。完全無料です。
エージェントによって強みが違うので「同時併用」をおすすめしますよ。
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