【知らないとヤバい】最速で稼げるエンジニアになる方法をチェックする

伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンの凄さの理由とは?歌詞の作り込みと奏法がヤバい。名曲と共に解説。

ロバートジョンソン とは?

どうも、弾き語りブルースマンのダリーウメモです。

実際にぼくはロバート・ジョンソンの曲をカバーしてTwitterでブルース弾き語り動画を撮ったりしてます。

 

さて、今回はブルース界の永遠の巨人ロバート・ジョンソンの凄さに迫ってみます。

 

ダリーウメモのブルースギターも後半で聞けます。

 

ちなみにロバートジョンソンの奏法を学びたい人に間違いなくおすすめ教則本は以下です。最初に記します。

ロバート・ジョンソンのレコーディングした全29曲の主要パートがTAB譜付で学べます。非常に実践的です。

実際買ってみて弾いてみた記事も書いてますのでまたどうぞ。

関連:ブルースギター弾き語りしたい!おすすめは打田十紀夫さんのデルタブルース教則本ギター・スタイル・オブ・ロバート・ジョンソンです!!

ではブルースギタリスト、ブルースに興味ある人には避けては通れないロバートジョンソン、行ってみましょう。

ロバート・ジョンソンって誰?何がすごいの?そのギターテクニックはクロスロード伝説(悪魔との契約説)さえ生んだ。その後のミュージシャンへの影響も計り知れない偉大なブルースマンを詳しく解説。

ロバート・ジョンソンは1911年5月8日、ミシシッピ州ヘイズルハースト生まれのブルースマンです。

 

この時代の黒人ブルースマンは生まれた年が不明だったり(例)ブラインドレモンジェファーソン)、生まれた年を誤魔化して登録していたり(例)ビッグビルブルーンジー)といった人が多いです。

だいたい年上にごまかして、早めに仕事に就いたりしてます。生活が苦しい人が多かったのです。

関連:【Big Bill Broonzy】ビッグ・ビル・ブルーンジー。シカゴブルースの父と呼ばれた偉大なブルースマン

ちなみに、ロバートの伝説に関してはいろんな人が書いてますね↓下記参照。

伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンはドコがすごいのか?
(coffee nemuriya さんのブログより)

ロバート・ジョンソンの「クロスロード伝説」や「悪魔との契約説」はなぜ広まったのか?

(TAP the POP サイトより)

ロバートジョンソンの歌の研究
(林正樹さんのブログより)

林正樹さんの研究に至ってはロバートジョンソンの音程を科学的に分析までされていてすごいですね。

 

じゃ、大阪のブルースマンのダリー的にロバートジョンソン のすごさを語っていきましょう。

ロバート・ジョンソン の魅力はガキにはわからない。逆に言えばガキでもわかる奴はスゴイ笑。この世に残るのは29曲42テイクのみ。鬼気迫るグダグダの鋭い中毒性たっぷりのギターを聴こう。

ロバートジョンソンって29曲42テイクしかこの世に残してないのですが(この時代は2回録音するのが多かったのです)、どれも割と最初はとっつきにくい音をしてますね。

 

ロバートの音源は次元がねじれた聴こえ方をするというかなんとなく違和感のある音源なんですよねって。

ギターがピョイピョイ言ってるのはスライドバーの音です。

スライドギターについての関連記事はこちらです

 

まあ、聴いてもらってわかる通り…何とも捉えどころがないウナギみたいな音じゃないですか笑。

でもなんか芯はしっかりとある…みたいな。

 

フラフラしてるんだけど音がグイグイ来る感じ。わかりますかね。実はこれ、これなんか中毒性あるんですよ(最初は不快でも聴いてるうちにトランス感覚になってきます)。

 

違う言い方をすれば、鬼気迫る感じ。

でもなんかファニーなテイストもあります。でもやっぱり状況的にはそんなに良くはない。

限られた短い人生の時間を生き急いでいるようなギターの音ですよね。

 

従来のデルタブルースにおいての「中毒性、トランス感」の演出方法って同じフレーズをひたすら奏でるスタイルが主流だったのですが(要はサンハウスの弾き方)、ロバートの場合は明らかに「何か」違うわけですね。

 

デルタブルースにおける「ロバートジョンソン以前」の中毒性の出しかた動画はこちら。サン・ハウス御仁です。ロバート・ジョンソン の9つ先輩です。同じミシシッピ州出身です。

 

MEMO
中毒性があるといえば、オープンEの名手、ミシシッピ・フレッド・マクダウェルもかなり中毒性のあるブルースギターを弾きます。

関連記事:Mississippi Fred McdoWell(ミシシッピフレッドマクダウェル)というブルースマンが激ヤバイ件 

 

サン・ハウスとチャーリー・パットン、ウィーリー・ブラウンとで戦前デルタブルースの御三家に数えられています。

まだ技術が拙かった時代のロバート・ジョンソンを一蹴し笑ってたのもこの人たちですね。

 

ロバートはそこから奮起して、猛練習をしたんでしょう…。

ウィリー・ブラウンとは割と仲が良かったようで、Cross Roadという曲の歌詞でも出てきます。

サンハウスについても過去に書いてます。参考までに。

関連:サンハウス【Son House】のデスレター。生と死を叫ぶブルースマンの物語。

 

ロバートジョンソンのクロスロード伝説の話は有名すぎるので語らないでおきます。

※ウィーリー・ブラウンはこの世に2〜3曲しか録音を残していませんがどれも素晴らしいブルースです。

 

さて、サン・ハウスです。動画の最初に出てくるただ佇んでいる人物がなんか怖いですね笑。

ドッペルゲンガーですかね?さすがです。

created by Rinker
¥2,447 (2020/07/10 11:20:40時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
Not Now
¥667 (2020/07/10 11:20:41時点 Amazon調べ-詳細)

ロバートジョンソンの歌詞の特徴: 歌詞の中にちゃんとストーリーがある。他のブルースマンって割と適当な歌詞が多い笑

その辺は地元の先輩であるサン・ハウスの影響を受けてるのかもしれませんね。

サンハウスさんも割と歌詞はちゃんと作り上げてる印象です。

 

多くのブルースマンの場合、歌詞は割とテキトーなことが多いですが、ロバートジョンソンの場合、叙情性というか、情景の語り方がかなりヤバイです。

間違いなく詩人の素養も兼ね備えた稀有なブルースマンでしょう。

他のミュージシャンのエッセンスを自分の音に落とし込める才能を持ったブルースマン

ロバート ・ジョンソンは他のミュージシャンの音を聴きこんでかなりの研究家だったとのことです。

様々な人から音を吸収し、自分の音にちゃんと反映させています。

 

以下の曲「From four till late」は明らかに同時代のラグタイムブルースの巨人、Blind Blake  の影響が見てとれますね。

ロバートジョンソン の曲には非常に珍しいレギュラーチューニングのCがルート音の曲です。貴重。

その辺もラグブルーススタイルを意識してのこと。結構頭が柔軟な方だったようです。

「They’re red hot」という曲では歌声も普段とは変えて歌ってます。芸達者です。この曲もレギュラーチューニングのCで、ラグタイム調の曲です。

しかしまたブラインド・ブレイクやブラインド・ボーイ・フラーはまた違った趣と勢いがある歌い方です。

薬局などで歌われた広告ソングなんですけどね。メディスンソングと言います。

created by Rinker
Jsp
¥2,266 (2020/07/10 16:02:51時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
Wolf Records
¥1,655 (2020/07/10 13:08:36時点 Amazon調べ-詳細)

で、永遠のブルース名曲「Love in vain」へ。ローリングストーンズもカバーしてますね。表現力がヤバい。

テイク1とテイク2のテイストがほとんど同じですね。

もう改良の余地が無い…ほどの完成度だったから歌い方を変える必要なんてない!とロバートは思っていたのかもしれません。

 

Love in vainのキーはレギュラーチューニングのGです。

ロバートの残っている音源ではこの曲だけがレギュラーチューニングのGです。

 

ロバートの中では一番に有名な曲とも言えますが意外とロバートにとっては珍しいスタイルでの演奏だったようですね。

かなり哀愁のある歌で、コード展開はツーファイブで、抒情的です。

ぼくもギタレレでカバーしたりしてます。

関連:ギタレレでブルースは弾けるのか?チューニングのキーも解説。2年間、ギタレレを弾いてみた感想とレビュー!

ロニー・ジョンソンのギターを研究していたという話もあるのでロバートはギターの研究に関してはかなり真面目だったようです。

love in vain に関しては、リロイ・カーの「When the Sun goes down」を参考にして作られたという説があります。

うむ。確かに似てますね。でも真似事じゃなくてちゃんと自分の音にしているロバート。

ピアノの音をギターで表現しようとした最初のブルースマンはロバート・ジョンソンです。ギターでシャッフルをはじめて表現した人です。

ピアノでやってた事ををギターで表現できたのってロバート・ジョンソンが最初だってことも言われてます。開拓者ですね。普通にスゴイ。

有名な曲、「Sweet home Chicago」の超定番のシャッフルウォーキングベースも元々はピアノで取られていたリズムをギターで表現したものですが、これを最初にやったのもロバート・ジョンソンなんですね。普通にヤバイよねこれって。

ロバート・ジョンソンまとめ:ロバートはギターも歌もヤバイしそれに加えて革新的な試みもできた天才でした。性格はグダグダだったらしいけど笑

はい。ロバートの死因って…まあ居酒屋での痴話喧嘩のこじれから毒殺された・・・っていう最低エピソードなんですが、それを完全にカバーできるほど奏でる音はワンダフルですね。

言葉でその素晴らしさを表すのって難しいですけどね。

 

先ほど紹介した林正樹さんのブログにも書いてありますが、同じ歌詞でも泣いてるように聞こえたり、ちょっと面白い場面では笑ってる風に聞こえたり…その辺の総合的な表現力がロバートはハンパないんですよ。

 

CDはアマゾンで買えますので、戦前ブルースの雰囲気に浸ってみてください。

ロバートジョンソンのギター奏法は今ですと教則本もありますし充実しております。

本で学んで割とぼくも弾き語れるようになりました。

というわけで今回は以上です。

 

下記、戦前ブルースの巨人たちのおすすめアルバムです。

R.L.Burnsideは正確にいうと戦後の人ですが、ヤバすぎるので紹介しております。

 

ロバート・ジョンソンの絶対聴くべき、おすすめアルバムをご紹介

created by Rinker
¥2,700 (2020/07/10 13:08:37時点 Amazon調べ-詳細)

その他、戦前デルタブルース御三家など激ヤバおすすめアルバムはこちら

created by Rinker
Fat Possum
¥1,866 (2020/07/10 11:20:43時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
Yazoo
¥2,041 (2020/07/10 16:39:26時点 Amazon調べ-詳細)

関連:

初心者向けオープンチューニングの基本。デルタブルースギター弾き語りには必須。オープンGとオープンDの2種類のやり方解説。

【R.L.Burnside】RLバーンサイド!ミシシッピの激ヤバブルースマン!

いきなり戦前ブルースはしんどい人へ。ブルースロックのおすすめアーティスト。

ブラインド・ボーイ・フラー【Blind Boy Fuller】!超絶ギターテクニックのブルースマンの魅力を解説します。

【初心者向けおすすめ戦前ブルース】誰から聴けばいいの?に現役ブルースマンが5人のアーティストを紹介。

ブルースギター弾き語りにおける全音下げチューニングのメリットを解説。

YouTubeもヒマがあればどうぞ。