どうも、ブルースマンのダリーウメモです。
今日は「ブルース聞いてみたけど、ピンと来なかった」、「ブルース弾き語りって正直、聞くのしんどいし疲れる」、「戦前ブルースは沼すぎて、苦手」という人向けの記事です。
結論としては、本格的なブルースがしんどい人は「まずは戦前ブルースとか聴くよりもブルースロックを聴いてみてはいかがでしょうか?」ということです。
ブルースロック・・・名前の通り、ブルース進行に沿ったロックですね。このへん、曖昧で人によって解釈も分かれそうですが。
というわけで、おすすめのブルースマンたちとアルバムを紹介していきます。
実はだいたい、Amazonprime会員であれば、Amazon primeミュージックで無料特典としてで聴けるブルースマンも多いのでお試しください。
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洋楽ブルースロックのおすすめアーティスト、バンド。
マジック・サム【Magic Sam】:あのジミヘンにも影響を与えたと言われるいぶし銀のブルースマン。
マジックサムに関してはアマゾンプライムミュージックに、アルバムは入っていません(曲単位では数曲聞けますよ)。
マジックサムは1937年アメリカのミシシッピ州生まれのブルースマン。32歳で亡くなっているのが惜しまれます。
印象としては、「非常に聴きやすい」です。あんまり古臭い感じもしません。それでいて、バキバキのブルースギター。要はブルースロック入門としては最適かなと思います。
バキバキの威勢のいい音ですが、ピックは使わず、指弾きですね。
このアルバム買いました↓シンプルな三人組のバンド構成です。
ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ with エリック・クラプトン:ギターが鳴りまくるクラプトンの出世作。
一応、ジョン・メイオールがボーカルでリーダーなんですが、クラプトンが目立ちすぎです。でもかっこいいのでOKです。
ヤードバーズを脱退したクラプトンが入ったのがこのバンド、blues breakers です。映画「12小節の人生」によりますと、クラプトンは一瞬でこのバンドも脱退して、クリームを結成するわけですが。
何にせよ、ギターがヤバイのでオススメです。必聴。
キャンドヒート【Canned Heat】:普通に聴きやすい白人ブルースロックバンドです。
黒人のブルースに感化された白人のバンドですのでだいぶ、噛み砕かれているわけです音が。つまり聴きやすい。ギターも当然、エレキギターですので違和感なく耳に入ってきます。
バンド名は「熱されて爆発寸前の缶」って感じでしょうか。
ボーカルの人が太り過ぎのような気もしますが、かっこいいのでOKです。
スティービー・レイ・ヴォーン:名前は覚えにくいですが、早弾きブルースギタリスト界の頂点に君臨するお方です。
どうやって練習されたのですか?それ、ブルースじゃなくてもよくないですか?というくらい激しいギターを弾き鳴らすStevie Ray Vaughan【スティービーレイヴォーン】氏。
ギターがうますぎてよくわからない状態です。
まとめ:ブルースロックは普通に聴きやすいですし、カッコよさも割とわかってもらいやすいです。
はい。戦前ブルースの沼にハマると、普通の人はなかなか理解してはくれないですが、ブルースロックならすんなり受け入れてくれるでしょう。まさにブルース入門編としてはぴったりなのです。
というわけで、ブルースロックのカッコいいアルバムをまとめてみました。ブルースの探求の参考にしてみてください。
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