どうも、ブルースマンのダリーです。
さて、先日のボヘミアンラプソディに続きまして、またロック伝記映画を見に行ってきました。「エリッククラプトン 12小説の人生」です。今日はその感想を書きます。
なるべくネタバレしないように書いていきます。
関連:Queenの事、ほとんど知らないけど、映画「ボヘミアンラプソディ」を見てきたブルースマンの感想。
映画:エリッククラプトン 12小節の人生の感想。
ドキュメンタリーです。ぼくとしては現在、73歳のエリッククラプトンのインタビュー映像とかが見たかったのですが、そういう映像はありませんでした。音声のみでエリック自身の歴史を振り返って頂くスタイルの映画です。
正直、割と「静止画像」が多い映画です。エリックさんは1945年生まれなので、幼少期の動画なんて残ってませんし仕方ない面もあるのですが。
紆余曲折ありながら、ブルースで救われた男の人生が描かれています。ブルースにはエネルギーがあるんですね。
12小節の人生という映画を見るべき人。
ブルースやエリック・クラプトンに少しでも興味がある人は見に行って損は無いと思います。全く興味がない人は辛いと思いますね。
ぼく的にはエリックの交友関係が非常にエキサイティングでしたね。ロック、ブルースの重要人物と深い関わりを持っている人ですね。
お友達にはジミ・ヘンドリクスやジョージ・ハリスン、そしてBBキング。
たまらないメンツが揃っています。
あと、「ここは泣くな・・・」というシーンで映画館で多くの人が泣いてました。ま、普通泣くシーンですからね。押さえてますね。
エリック・クラプトンのギタースタイルについて
非常に内省的なギターですね。それでいて、激しい。
劇中にも出てきますが、秘めた情熱を持った人なのです。途中、ドラッグやアルコールで半分、廃人のような生活を送ります。それを救ったのもギターだったのですね。
この歴史を知ったあとで彼のギターを聴くとその奥行きを感じますね。
まとめ:黒人による黒人のためのものだったブルースを白人社会にも広めたエリッククラプトン。己の命を削るようなギターは、やはりギターの神様と言われるだけありますね。
エリックがいなかったら、ブルースの認知が遅れていたでしょうね。
映画を見終わったあとはやはり、エリッククラプトンみたいな気分になりましたね(笑)。
エリッククラプトンという凄腕ギタリストを広めることになった永遠の名作がこちら。ジョンメイオール&ブルースブレイカーズ。
明らかにギターが「鳴って」ますね。これ、聞いてまたギター練習してます。
その他エリッククラプトンオススメアルバム↓。
永遠の名作アンプラグド。その年の音楽賞を総ナメにしてましたね。エリックの「枯れ具合」がマジで半端ないですね。文句なしです。
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