安定志向行き過ぎは危険。ネガディブな脳を飼いならして幸福に生きる方法。答えはアウトプット。

和式便所のイラスト

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どうも、キャリアブルースマンのダリーウメモです。

指名検索ゼロのブログを2年6ヵ月ほど運営しておる中年会社員です。

 

最近、大病で生死をさまよい、約70日間も入院して奇跡の復活を遂げた人から話を聞きました。

そこからインスパイアされてこの記事を書きます。

その方は副作用の強い薬を大量に摂取し、普通はまともに退院なんてできない病とのことですが、その方は入院中、ずーっと頭を回転させ続け、復活しました。

というわけで脳の話です。

結論を言うと、世の中では「ポジティブシンキング、ポジティブ思考が超大事!」みたいなことがたまに言われますが、そんなの脳の構造上、無理だからそう言う努力はしないでOKという内容です。

むしろすべきなのは、「勝手に動き続けるスーパーコンピューターである脳をうまく乗りこなし、楽させないように注意を払うこと」です。

脳がネガティブなのはいつ死ぬかわからない厳しい自然を生きてきた生物であれば、当たり前。脳がポジティブ思考ならサバンナでは一瞬で食物連鎖で死亡します。

荒野を駆け抜ける車

サバンナに限らず、人間はつい最近まで明日のご飯も食べられるかわからないような厳しい環境で育ってきました。

そんな厳しい環境ですと人間は懐疑的になり、臆病になり、排他的にな思考になるのは当たり前。

そうでもしないと即死亡な時代が生物、人間の歴史ではとても長かったのです。

そんな歴史があるのにいきなり「ポジティブ万歳!」なんて言ってもおかしいですよね。

戦場でもそんな考え方だったら速攻で死ぬと思います。

「ポジティブシンキングが〜」とか言ってるわかった風な人は、それで講演とか本とか書いて飯食ってる連中の戯言がほとんどです。

生きながらえるらためには周囲に注意を払わないとダメです。

生きながらえるために脳は根本的に「超ネガティブ」にできているのです。

ま、当たり前ですよね。

人類が発展できたのは脳が超ネガティブな作りになってるおかげです。

しかしネガティブな脳の方向性を「生活の安定」だけに持っていくと、人間は割と破綻しやすい!

逆説的な感じもありますが実はこういうことです。

脳の容量100%を「安定思考」に向けると最終的に「引きこもり」が生まれます。

究極の安定は外出しないこと・・・となんだか違う方向に脳は行っちゃうんですね。

じゃあどうすればいいのか・・・?幸福に生きるには・・・。

 

守りばかりじゃ、脳はつまり遊んでいる状態でして、すごく「ラクしている」状態なんです。

ほとんど脳が動いてない状態です。

脳は楽を覚えると徹底して動きません。

省エネ運転ですね。

省エネなんですが、時々猛烈に運動したくなるのが人間の脳でして、閉じた世界でそれが起きると、「妄想」が始まり、それが超絶に空回りし、うつ状態になったり、わけがわからず悲しくなったり怒りが湧いたりします。

かなり危ない人ですね。

人間の脳が勝手に走り出すのは割と仕方ないです。人間の脳は発達しすぎのスーパーコンピューターです。後戻りはできません。

淀川でジャンプする少女

人間以外の動物なら、「安定した環境に身を置く」とそのままずーっと呑気に暮らせるパターンが多いと思います。

しかし人間はそうは行きません。

なぜなら脳の容量が大きすぎるから。

 

そして常に発展を求めているのが人間の脳だから。貪欲すぎるほどに。

こういう人間の脳の特徴って素晴らしいといえば、素晴らしいと思いますよ。

でも、別の言い方をすればかなり病的ですね。他の動物とは明らかに違います。

頭回すために大量の栄養を必要としている人間の脳。

食がが豊かになりましたから、どんどん脳は元気に活動してます。

でも大抵の人間は暴れる脳みそを押さえつけることができません。

まさに脳の奴隷です。

 

脳の活動をいい方向に持っていかないと、割と人生が暗いものになると思います。

「脳よ・・・動くな・・・何も考えないでくれ・・・」と思ってもムダ。

容量がデカくなって、スムーズに動く人間の脳はボンボンと新しいことを考えつきます。

そしてネガティブにできているので、不安や心配もどんどん探します。

 

これは先ほども言ったように長い間厳しい環境を「必死で考えて」生き抜いたから。

「必死で考える脳」が人間の最大の武器でした。

優秀な脳は時にバグり出す。その方向性を上手に設定するのが人生を楽しく生きるコツ。要はアウトプットがおすすめです。脳は停止できません。方向性を変えてやりましょう。

PLAN B

活動停止不可能な脳。どんどん栄養を求め不安や悩みや心配もどんどん集めてくる脳。

いやーやばいっす。鬱になるのも簡単ですよこれじゃ・・・。

 

では、結論です。

最近の人間は頭ばかりで考える傾向が強いです。

考えるくせに、そしてインプットはするくせに「アウトプット」が極端に足りてません。

特に日本人はその傾向が強いんじゃないでしょうか。

 

自分の意見を持つこと。持つだけじゃなくて言うこと、書くこと、伝えること。

これら全て、学校ではほとんど教わりませんよね。

 

「個性的な教育」とかたまには言いながら、「規格品」を作ることに親も学校も企業も専念しております。

正直、クソなんですが、「それが普通なのかな…」とか思いつつ、諦めながら人間は人生を過ごしています。

ぶっちゃけ、その状態でも脳は活動しまくってるので、どうなるかというと脳は猛烈に「空回り」します。

 

「アウトプット、思いを伝える、表現する」ことを忘れたまま、脳を活動させると空回りし続け、鬱になります。

「何が幸福なのかマジでわからなくなり」、手っ取り早く「安定がやっぱ幸福だよね?」なんて考えてるうちに如何しようも無い袋小路に追い込まれることだってあります。

「安定に押し潰される」というやつです。

そんな人周りに多くないですか?親とか学校とか。

結論:「発信、伝える」ことが「脳とあなた」両方が幸福になるカギ。発信しないと割と一生、他人中心の人生に振り回されて、ストレスもたまりイライラが止まらず、要は不幸です。

発狂して叫んでしまう会社員

発展しすぎた脳を抱える人間にとっての幸福とはこういうことじゃないかと。

自分の言いたいことを長年発信していますと、だんだんそれが洗練されていきます。

これはぼくの経験上も言えることです。

最初は「死ね死ね死ね!!全員死ね!」とかでもOKだと思います。

発信していくうちに「死ねだけじゃ、まるで伝わらないし相手にされないな・・・」ということに気づきます。

というわけで、自分の活動がいつの間にか他の誰かを救う活動になってたりします。それもスムースかつストレスフリーで。

「面倒臭い」と思う人も多いでしょうけれど、そのままだと、悪い意味でヤバイ人生が待ってる可能性大です。

「発信」とか言っても、いきなり街頭演説しても効果は望めないと思います。

いや、望めるかもですが、意気消沈して萎えるだけのパターンが多そうです。

やはりベタですが、ブログとかでネット経由で不特定多数に発信するのが一番いいのでは・・・と強く思います。

このブログも1ヶ月に160時間くらいは読まれてます(大雑把な計算)。

160時間演説するよりも効果はブログの方があると思います。

noteでもyoutubeでもTwitterでもInstagramでもTikTokでも他のフォーマットでもいいと思います。

発信で知見が溜まったら、キンドルで出版してお金を稼ぐのもいいですね。

というわけで今回は以上です。

暴れるレベルで優秀な脳は人間の発展の代償です。

いい方向に操縦してください。

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