高校時代、男子バレー部顧問のN先生に言われたサムライのお話

バレーボール部だったダリーの絵

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どうもブルースマンのダリーだぉ

ぼくは高校を卒業して18年もたっているのだがバレーボール部顧問の先生に言われた言葉を今でもたまに思い返している。ちなみに八尾高校ね。

実はダリーウメモは高校の部活でバレーボールをしていた。

高校から始めました。まわりは経験者ばかりで結構苦労しましたな。何回か泣きましたね。直情的だったしね若いし。

そんな中ぼくらのクラブの顧問は能登先生というちょうど今のぼくと同じ36歳だったと思いますが少し脂肪ののった先生でした。以下、N先生と記述します。

クールな判断力と指導力がある先生でした。当時のぼくは思考能力がほとんどゼロだったので中々思うように動けませんでした。 ま、いまでも思考能力はとても低いのですが・・・。今だったら先生54歳ですか…。もうどうなっててもおかしくない年齢ですね。

先生はハキハキされた方でしたからぼくとは話が合わない感じでしたが…。もう一度お会いしてお話をしたいものですね。お世話になりましたから・・・。

そんなN先生のとても気になった発言




どんな場面だったかはほとんど記憶に残っておりません。体育館で練習の時だったと思います。 高校生って中々自分たちで考えながらクラブの練習内容をしていくのって不得意なんですよ。ずっと体使ってるから頭脳まで考えが及ばないといいますか…。

悪くいえばただただ練習メニューをこなしているだけ。 本当に才能あるプロになる人はそうじゃないのかもしれませんが。

練習にも集中力が切れてきて疲れてきた頃だったような気がします。タイトルの先生の気になる発言が飛出したのです。

「サムライは真剣での勝負の時はブルブル足震わしながら腰ひけながら対戦しとったんじゃぁあ~っ!!!」

 

一同「??????!」

解説に移りましょう。意味まで説明されたかどうかは覚えておりません。どうでしょう…。ダリーが思うところでは「サムライはかっこよくいさぎよく生死のかかった戦にのぞんでいたわけでは無い。生きるか死ぬかの文字通りの真剣勝負の時はサムライだって人の子、ビビりまくりながらも必死で戦ったんやで…!」という事だと思います。

はい…。なんで高校生にそんな事をいきなり大声でぶちまけたのか? みなさん想像できますか?記憶を思い返してみると・・・。まあ経験者も多かった構成もあり、かつ割と公立では中の上クラスの高校だったのでみんなヘンにアタマがよく、一生懸命、死にもの狂いというものが中々できず、どこか練習を消化していた…流していたのかもしれませんその日は。

部活はほぼ毎日ですからね。 割と高校生でも疲れるんです体が。

へんに利口に練習をこなすだけの部員からはで中々一生懸命さ、狂気一歩手前の練習風景、いわゆる「熱狂」が先生の目からは見てとれなかったのだと思います。

まあみんなヨダレを垂れ流す位熱狂しているクラブもそれはそれで恐いですけれど・・・。日本の中学、高校の部活ってなんかこういうノリありますよね。 超一生懸命、命を燃やしてこそ部活みたいな。スポ根的な。



だから何なのかって話ではあるんですが・・・汗

まあ、この歳になっても覚えているのだから相当ぼくにはインパクトあったんですよ。一生懸命さって若いウチは確かに重要なのはとってもわかります。

でもぼくにとっては・・・功罪のうち罪のほうが若干多かったかもしれません・・・。一生懸命であれば…何にも考えずに死ぬほど努力すれば報われる・・・みたいな思想になってましたもんね完全に。それって違うんですけどね…。

「オマエ、それ違うよ。アタマ使えよ」って言ってくれる人・・・同じ部員に一回だけ言われた事もあるけれど全然アタマに入ってないですもんね。完全にアタマがいかれているというか努力教に洗脳されているから。

新卒で就活失敗。無事にブラック企業に就職できました。面接苦手です。

新卒男子が恐ろしいほど役に立たない理由。あるいはハゲについて。

ある程度クールに対応しなきゃ事態はいい方向に向かないんだよって事を若いうちから子供には教えたほうがいいんじゃね?ってお話です。特にぼくみたいな脳みそ単純な直情ヤロウにはね…。あおりたてるばっかりでも結果ってでないでしょ。

でもクールに結果出すだけ、要は試合にクールに勝つだけでもなんか認められないっていう風潮、日本の部活ってありませんか? 悪口じゃないけれど何なんでしょうあれって? 子供になんかヘンなもの求めすぎじゃね?とも思ってしまいます。