どうもダリーブルースです。ブルースの人です。ツイッターでブルースギターを弾いています。
インスタグラムで外人の方から「このshitはフォローに値するぜ!」と言われた動画です。@dallyumemo I'm Blues man in Japan. #blues #guitar #osaka #ギター pic.twitter.com/RVCjXf1hNb
— ダリーブルース@湿気で発狂した画家。ノースキル・Tシャツ店オープン (@DallyUmemo) April 2, 2018
さて、今日は兵庫県の西宮市出身の偉大なブルーズロッケンロールバンドを紹介します。
ぼくもあまりに影響を受けすぎてコピーバンドを昔やってた位のすごいバンドです。
しかしながら、しょせんはまね事。本家王様兄弟のあのエネルギーと凶悪性には1ミリも勝てるハズは無く、ぼくの青春は25歳で終わりました爆。
西宮市出身の3人組バンド、王様兄弟【KING BROTHERS】キングブラザーズとは?結成から20年以上、加速し続けるマッハ倶楽部なバンドを徹底解説。
ブルースブラザーズの意志を受け継ぐ、極悪ブルース兄弟、キングブラザーズ。
えっ?ブルースブラザーズを知らない?そんなキッズは下記を見て下さい。
簡単にキングブラザーズの経歴をご説明しますと、
1998年兵庫県西宮にて結成。
途中、ベースを入れた4人編成になった時代もありましたが、基本は3人編成のベースレス。ギター、ギター、ドラムという例のヤバい編成です。
この辺は前にも書きましたが、ブルースエクスプロ―ジョンの影響がみてとれますね。
関連記事:ジョンスペンサー・ブルースエクスプロージョン【BLUES EXPLOSION】ってどんなバンド!?
メンバーはボーカルとギターのケイゾウさん、ギターと叫び(スクリーム)のマーヤさん、そしてドラムは結構入れ替わってまして現在はゾニーさんです。
西宮の大統領はケイゾウさんです。ボーカル&ギターです。
ケイゾウさんは社会への体制批判や、若者特有の苛立ちや焦燥感、怒りなどの歌詞が昔は多かった感じです。
ぼくはその負のパワーに若い頃、シビレましたね。
歌い方は結構語り調が多い感じですがラップみたいにはならないところがポイントです。
いずれにしろ、根はいい人感が出ているのでファンがついてくるのだと思います。
ギターのストラップの位置がマーヤさんもそうですが、異常に高く(最近は普通のポジションに戻ってきた気がするが)ぼくはいまだにマネしています。
ケイゾウさんのギターは完璧なスクエア型のボ・ディドリーな感じのギターが最近は多い印象。
2019年のライブでは赤いビザールなギターを使用していることが多いです。メーカーは不明。
ケイゾウさんは主にベースライン、低音域を担当してる感じです。どうやったらあんなに太い音が出るのか知りたいです。
青いモコモコしたアンプに秘密がありそうです。
生きて伝説となった狂喜のロックンローラー、マーヤさん。ギターと叫び(スクリーム)を担当。
この方の暴れっぷりと運動神経はどうなってるのでしょうか。ロックキッズなら誰もが憧れるランペイジな動きでステージを爆破して行くのがこの男マーヤさんです。
一体このアクションと魂は誰から影響を受けたのであろうか?そもそも影響を受けた人なんてこのマーヤさんにはいるんだろうか?この人は忠実に、ロックのオリジナルそのものなんじゃなかろうか?!と思わせてくれる人です。
気になった方はキングブラザーズのライブに行きましょう。かなりの数をライブされてます。
キングブラザーズのドラムは伝統的にヤバいと相場が決まっている。現在は名古屋出身のゾニー氏。
はい。現在はゾニーさんというドラマーです。歴代何人かドラムは変わってますが、どの方もヤバい。ドラムが壊れる勢いです。
ゾニーさんはツイッターもされています。
頭がパンクしそうなので「グリーン·インフェルノ」見ます。
— ゾニー (@zozozozozony) August 20, 2018
20年以上変わらないバンドの姿勢はハンパない。
この音楽性で20年以上突っ走るのは並大抵のことではありません。
全くどこに着陸するかわからないこの感じ、まさにワンアームドシザー(片刃のハサミ)です!↓At the drive inです。
まとめ:【KING BROTHERS】キングブラザーズのヤバさはライブでこそよくわかります。
はい。そういえば前回記事でも紹介した2012年のジョンスペンサーブルースエクスプロージョンのライブの前座もキングブラザーズでした。
海外のバンドとのつながりの強さがよくわかりますね。
ジョンスペンサーはキングブラザーズのアルバムのプロデュースもしています。こちら「6✖️3」↓
その他、かっこいいアルバムはたくさんありますが、普通のCD屋で見つけるのは困難かもしれません。
amazonなどの通販を利用しましょう。amazon music unlimited にもキングブラザーズのアルバムは多数入っているのでチェックしてみて下さい!!
ちなみに↓このライブDVD、2004年ですが、ぼくも客席にいました。
ステージを全く使用せず、客席でライブするという熱い構成となっております。
その他、ぼくのオススメアルバム!
【追加】ブルースマンダリーのキングブラザーズ激ヤバライブレポート
2019年11月にイギリスのバーミンガムのこれまたパンクブルーズなバンドBLACK MEKONを引き連れての激ヤバツアー「BLACK MEKON[Birmingham UK] & KING BROTHERS JAPAN TOUR 2019」が敢行されました。
連続6日に渡るヤバすぎるツアーだったのですが、その大阪公演に行ってきました。場所は塚本のハウリンバー。
東京の町田から忘れてモーテルズがわざわざ来ていたのがすごかったです。遠いところお疲れ様です。
50/50’sという二人組ブルーズバンドも出演されてました。若いのに激しいスライドバーサウンドを奏でてました。
キングブラザーズのライブ中にマーヤさんが「俺らのライブで勉強せいやぁ~」みたいなことを50/50`sに向けて発言。
緊張する50/50‘sのお二人。
見た目は若いですがキングブラザーズはもはや、サイコブルース界の大御所。西の横綱なのです。
ハウリンバーの店主が許すギリギリのラインで暴れまくるマーヤさんはやはり伝説でした。
ギリギリの調和点を探るようなケイゾウさんのライブ運びも、もはや玄人。
ゾニーさんは途中、関西ゼロ世代から続く恒例の?「ドラム客席移動」をかましつつのヤバいドラム。
「ゾニーのバスドラムを見て下さいよ~。マイク無しの生音で皆さんにお届けしますよ~!」というようなケイゾウさんの解説。
いや、これってマジで最高でしょ。マイク無しは割と重要ですよ。
塚本ハウリンバーには提灯がたくさん吊ってあるのでギターのヘッドが引っ掛からないか冷や汗でしたが、皆さんプロなので大丈夫でした。流石、キングブラザーズ、西の横綱。
バーミンガムからの刺客、ブラックメーコン・・・!ほとんど知名度は無いかと思いますが、音は中々尖ったダーティーでガレージなパンクブルースと言った具合。
このスーパードライ具合は中々日本人では出せまへんわといった感じ。
途中、ギターとドラムが交代し、オブリヴィアンズを彷彿とさせました。
というわけで皆さんもキングブラザーズのライブに参加しつつ、狂ってブルースして行きましょう。
キングブラザーズはオンタイムで生きる伝説です。
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高音質なHDプランもあり。とりあえず通常Unlimitedプランから始めてみようぜ!
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では!暴ブルース!!
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