どうもブルースの人、ダリーです。
今回紹介するのは偉大なカナダ出身のシンガーソングライター、ニール・ヤング。そしてアルバム「After the goldrush」です。ぼくの20代前半の孤独な心に非常に響いたアルバムです。
ぶっちゃけ、ぼくはニール・ヤングにそんなに詳しくないのですが爆、タイトルに出した「After the goldrush」は間違いなく名盤です。
ニールヤングの超簡単な経歴
1945年カナダのトロント出身。1969年ソロデビュー。そして今回紹介するアルバム「after the godrush」はソロ三作目の1970年発表の作品。 引用元:ウィキペディア
ニール・ヤングというアーティストの特徴
基本的によくあるブルース進行とは無縁な方です笑。ブルースからの影響はほとんど感じません。やはりフォークですね。
関連:ブルースギターのコード進行の基本を文章だけで説明してみた(初心者向け)。
というよりもこの方、ニール氏の場合は「ジャンル、カテゴリー分け」なんてものは、意味が無い。それくらい唯一無二なんです。
まさに聞いて判断してくれというスタイルだと思います。そしてその音楽に対する姿勢も長年若い状態をキープしており、年齢と共に丸くなる…様な印象もありません。
「After the goldrush」の個人的なエモい思い入れ。
はい。このアルバムはですね、まさにぼくが孤独の真っただ中にいた22歳頃によく聞いてました。その時代はもうちょっと激しめの音楽を好んで聞いていたのですが、ニールさんのこの作品は非常に、非常に心にしみました。
当時のぼくはいっしょに遊びに行く友人もあまりおらず、彼女もいませんでした。そんな若者にも夏はやってきます。残酷ですね~。
今だったらそんなの平気でブログでも書いて過ごしますが、当時2003年ごろなんて、まだツイッターもないし多分ワードプレスなんて便利なものも無い(書けないじゃねえか)。ギター弾き語りとかそういう表現活動を発表できる場も非常に限られてました(ツイキャスとかショールームとかそんなアプリも無いし)。
要は、孤独な若者にとってはかなり修羅の時代だったんですね~。2000年代って…。
そんな中、ぼくはボロボロのスターレットで一人で白浜へ旅立った。
はい。読者のみなさんは「スターレット」なんて言ってもわからないですよね?今でいうトヨタ、ヴィッツの前の型の車種名です。懐かし~エモい~爆。
今考えると、タイヤもへたってましたし、バッテリーも大丈夫だったんでしょうか?JAFにも入ってなかったと思うし、よく帰ってこれたなー。
そしてその時、車内で聴いていたのが、このアルバム「After the goldrush」なんですねえ…。
ニールヤングのか細くも芯のある声に乗せて車は南へ向かう…。運転するのは孤独な青年…。ただ海を見るために…。エ、エモい爆…。
4曲めの「Southern man」が特にヤバい。ギターの「全部入れちゃいました!」感よ・・
はい。この名曲、「southern man」を説明する時、10人中9人は「かきむしるようなギター」と表現します。ぼくもそうです。かきむしるギター界のテンプレです。
決してガビガビに歪ませたギターというわけでもないのですが、静かに燃える熱い意志を感じるギターです。青い炎が燃えてる感じです。当然触れた瞬間、火傷確定爆。
この4曲目を聞くためだけにこのアルバムを買うのも十分にアリだと思います。
まとめ:ゴールドラッシュの後…祭りの後の諸行無常の叫びをぜひとも体感しよう!
はい。こういうサラッとした色彩のアルバムは最近のアーティストは中々出せないでしょうね。ニール・ヤングの深い世界をこのアルバムをきっかけに知って頂けたらなと思います!
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