KAPITALのフリースで「フリースを買う罪悪感」を解決させた話。

kaptalのフリースを着たダリーブルース

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フリースと言えば、冬の定番。フリースと言えばユニクロ。フリースと言えば、買いやすい価格。上下フリースと言えば、もう堕落・・・。

というわけで、フリースって大量に作られて安いってイメージですが、それを着ていてもなんとも気分が上がっていかない。

 

そして上下スエット服・・・全身ジャージというのもちょっと・・・って感じのぼく。実は全身フリースに隠れたあこがれはあった。楽そうだし・・・。

かといってもう40歳・・・でも普通のフリースはもう買いたくもない・・・。しかし楽な服が欲しい・・・。

 

というわけで、ありました。KAPITALにありました。いい意味でイカれたフリースが・・・。

というわけで買ってみました。フリースで悩むのもうやめます。

KAPITALがフリース素材の服を作っていた!早速カントリーカレンダー柄フリース、上下セットアップで購入してみた感想。

 

読者の方にもおられませんでしょうか。シーズンごとにフリース買ってしまう人。

売る側もカラー展開で攻めてきますので、何着も持ってる人も多そうですよね。そんな中こんなツィートも発見。

大量に作って大量に売れ残り、お客さんは毎シーズンごとに新しく購入し、廃棄されていたらこうもなりそうですよね。

巨大アパレルメーカーとしては頭の痛い問題なのかもです。

 

ぼく自身としても、安い服を毎シーズン買うのは好きではありません。

というわけで、正直、高価・・・でしたが、一生分のフリースは今回買っておこうと思い、KAPTALでフリースを購入。

KAPITALといえば岡山県倉敷発祥のデニムブランド。フリースは作ってないイメージだったのですが、やってました。

 

「大手では絶対作らないであろうデザイン」、それは「少ないロットだからこそできる挑戦的なデザイン」・・・。はい大好物です。

正直なところ、「誰が買うんだろう・・・」と思ってしまったデザインなのですが、私が買ってました爆。

そんなに厚手のフリースではない感じなのですが、かなりあったかいですね。パンツの方もワイドシルエットのため暖かい空気が中にこもるためか、非常に温かいです。

普通の企業が「適正利益」を乗せて売る小売価格に普通の一般市民にとっては手が出せない価格になってしまった日本。

いきなりマジメなことを言ってる感じですが、小ロットになればなるほど、価格が高くなるんですよね。ランボルギーニとかフェラーリもそうじゃないですか。

大量生産ではないアパレル企業が出したプロダクトの小売価格ってすごく高く見えるわけなんですが、いやちょっと待てと。

「大量生産という暴力」の前に小規模メーカーはもう通常の戦い方では文字通り太刀打ちできず。

消費者も巨大企業が出す小売価格が基準になってるから、いや、そりゃ苦しいわ。お互い給料も上がるわけないわと。

 

普段、UNIQLO激推しくんのぼくが言うのもアレなんですが、消費者もハイブリッドな目線をたまには持っていって欲しいなと個人的に思います。そうじゃないと面白いことをやろうとしている小規模業者は全滅ですからね・・・。

 

繰り返しになりますが、小規模業者がかけた手間を計算して決めた価格って、今のぼくたちに取ってみれば「クッソ高い」んですよ。「クソ高いから悪、潰れてOK」…ってそれ、「まともな世界」と言えるのかな・・・?と。

これって、正解のない話なんで、ここでやめておきますが笑。ふと立ち止まって考えてみるのもいいでしょうという話。

というわけで2022年。KAPITALはやっぱり面白いです!

※ちなみに帽子もKAPITAL。ジョンスペンサーのサイン入り。

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