子供がフルーチェをほぼ買ってもらえない理由を考えてみた。

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40歳ノースキル男子のダリーブルースです。

 

ふと、思ったんですよ。

 

「スーパーでスムーズにフルーチェを買ってもらってる子供」って見たこと無いわ・・・と。

というか、「フルーチェを買っているお母さん単体、そして主婦のみなさん」というのも割と想像できないんですよね。

 

要は、「フルーチェって誰が買ってるの?」っていう爆・・・。

一応1976年からハウス食品が発売している偉大な商品のはずなんですが・・・。

 

そして、思ったんですよ。

「フルーチェ買って!」ってお母さんに言ったら、「それはダメ!」って言われませんでしたか?

フルーチェってなぜか高確率で買ってもらえない最たるアイテムの1つ」だったような気がしてならないのです。

 

スーパーで200円以下で買えるこの楽しげなアイテムがなぜここまで買ってもらえないのか・・・。

その理由を考えてみました。

なぜ子供フルーチェは買ってもらえないのかを考えてみた。

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ちなみにぼくが子供の頃、「フルーチェをお母さんにせがんで買ってもらえず、すごく悲しい思いをした」という記憶はありません。一度くらいは言ってるのかもしれませんが、記憶には残ってません。

 

しかしなんなんでしょうか、このフルーチェというアイテムは。

「お母さんに買って!と言っても「ダメ」と言われる空気感がすごすぎ」なんですよね・・・。これなんででしょうね・・・。

 

しかしながら、フルーチェが発売依頼、45年以上売られ続けている・・・ということはそれなりに売れているということなんですが・・・。「一体、購買層はどの年代なんだ??」ということが気になって仕方ありません。

まあ、ほぼぼくの妄想と偏見の記事なんですが(爆)・・・。

というわけですすめます。

フルーチェには子供でも悟ってしまう「軽薄な感じが伴っている」。「楽しい」だけの商品に価値を見出せない一定の母親層の存在。※商品は素晴らしい。

まず、このフルーチェ。栄養価的には「ヨーグルト」には全くかなわないと思うんですよ。

牛乳混ぜて作るプルプルになる粉(ペクチン)と果実フレーバーが入ってるだけですからね。

 

では、フルーチェのメリットって何なのかというと、やっぱ「作るときの楽しさ&しかも手軽」ということなんですよ。

いやもう、子供は大喜びですよ。フルーチェの味も作るのも大好きなんですよ。

 

以上のことから、このフルーチェ、どうしても「栄養価よりも、その瞬間のJOY(楽しさ)」って感じの商品なんですよね・・・。

子供が「楽しい!おいしい!」って言ってくれるのは素晴らしいのですが、世のお母さんの考え方って

「素晴らしいだけじゃ、足りない」とかGoogle10か条みたいな思考回路ですからね・・・。

 

母親の考えは実利メインです。

「栄養があって、安いのか」が大事であって「楽しい〜」は最も後回しとなります。

この傾向、不景気になればなるほどこの傾向です。もやしとニラがよく売れます笑。

「フルーチェの購買を拒否」することは「子供への牽制」の意味が込められている。フルーチェ柱説。

月と星の絵。ダリーウメモ作品

母親は「フルーチェという安いものを高らかに拒否すること」によって子供に「あなたの欲しいものは、ほぼ全て買いません」というメッセージを送っています。

この構造、未成年のタバコを非常に厳しく取り締まることによって、麻薬その他、タバコよりもっと有害なもの全般のまん延を防ぐのに似ています。

 

「フルーチェという安いもの」をすぐに子供の言うままに買ってしまうと、その小さな穴から子供の「欲望という名のダム」が決壊する恐れをはらんでいる・・・そのような思考が母親にはあるのです。

(父親でもそんなもんです)

 

ハウス食品も、もっとフルーチェが売れるように商品の方向性を変えるとか、カロリーオフな感じに切り替えるとか色々やり方はあると思うのですが、目立ってはやりません。

「売る気がさほどない」のだとも考えてみましたが、事実はこうでは無いかと・・・すなわち、

 

「子供が求める楽しさを前面に出し、我は行く。それで拒否されるならそれで良い。親が子供への牽制の道具とするのも別に構わん。我にはそういう役割があるのかもしれん」という、もはや、達観の境地にフルーチェさんは至っているのでは無いかと・・・。

 

いや、もうこれ柱ですやんか・・・。フルーチェ、カッコよすぎるだろ・・・。

まとめ:フルーチェは親と子の駆け引きの道具であり、子どもの欲望の抑止弁(爆)。

そういうことです。

たかがフルーチェですが、これはもう政治学です(爆)。

 

親を中心に語りましたが、フルーチェを拒否された時、子供の反応は様々でしょう。

二度とはせがまない者、ダダをこねる者、何とか買ってもらおうと交渉を重ねる者、大人になってから、子供時代の欲望の渇きを癒すため1日5箱のフルーチェを食べないと銀狼になってしまう者・・・。

 

あるいはフルーチェを買ってもらえなかったせいで、「親から愛されていない」と悲観し、引きこもりになる者もいるかもしれません。こればっかりは人の性格なので何とも言えません。

 

今後、子供に求められている感じの能力で言えば、「フルーチェを買ってもらうための交渉術、プレゼン能力」が大事なのかもしれませんね。親に通じて成功するかは別として・・・。「あなたがフルーチェを子供に与えるべき3つの理由」的な…。

 

ぼくの考え方・・・としてはフルーチェは、親と子のかけがえのない素晴らしい時間を与えてくれるアイテムだと思っております。まあ、たまには買ってやればいいんじゃないでしょうかね。プルプルでおいしいって子供は最高なわけですよ。

 

「あの頃のように・・・」中3の娘に「フルーチェ作ろうか?」と言い、「はあ?」と言われる。これもまたブルースすぎる瞬間ですね・・・。

中3の娘に拒否され、1人で泣きながら山盛りのフルーチェを貪る男・・・。結構、テーブルにこぼしてますけど・・・。

あの頃にはもう帰れない(笑)・・・最後、バーボンとかかけて食ってる・・・ブ、ブルース・・・

 

というわけで今回は以上です。

フルーチェ買ってやりましょう。

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