ライブDVDは実際には退屈なものが多いが、このAC/DCのブエノスアイレス公演(2009)は別格すぎる。
通しで50回くらいは見た。ほとんど営業車の移動中にだが爆。
2009年といえばアンガス(リードギター)が54歳ですが、「生ぬるい感じ」は一切なし。
50歳も超えれば、「おちゃらけた感じ」も出てくるはずなのですが、そういうノリ無し。
正直、AC/DCのアルバム音源はぼく、ほとんど聴かないわけなんですが・・・。ちょっと大人しすぎると言いますか、音がシンプルすぎると言いますか・・・。いやシンプルなロッケンロールは好きなはずなんですが、何か物足りない感じがするんです。
しかし、このライブDVD Live at River Plateは圧巻ですよ。熱量がヤバい。
客のノリが頂点を極めてます。アルゼンチンやばいなと。アルゼンチンでどんだけ人気あるんだACDCはと。
しかも大変申し訳ないですが、客の若い女性がかわいい人が多い(爆)。いや、大事ですよこれは。
ちょっと下品な感じと悪魔なロッケンロール。いや、大事ですねこのノリは。
AC/DC、バラードとか無いんですよ。そういうところも偉いと思う。
しかも速い曲も非常に少ない。これも大事。
いや、ぶっちゃけ、YouTubeで切れ切れでタダで視聴はできるみたいですけれど、このライブは通しで聴いて頂きたい。ありふれた言い方になりますが「必聴」なんです。
ライブ導入がヤバい。
導入のかっこよさではマイケルジャクソンの伝説のルーマニア公演に匹敵するレベルです。
ボーカルのブライアンジョンソンも歌がキレッキレ。ノドが切れないんでしょうかというくらいに。
何となく見た目が丸いのもご愛嬌というか・・・。ご愛嬌なんだけど音楽面では妥協ゼロ。いや、ぶっちゃけボーカル面で言えば、ブライアンさんの一番おいしい時期だったんじゃ無いかと思うわけです。
例の「鐘の歌」の導入部分とかやばいですね。「鐘の歌」とかいってるのは僕がACDC詳しく無いからです爆。
しかし背景は知ってまして・・・あの曲は前ボーカルのボン・スコットに捧げられた名曲なんです(1980年死去)。
毎回ライブでは鐘を鳴らすアクションしてるんですかね。いや、しかし今回のは良かった。ブライアン、見ててちょっと鐘ならすの失敗しないかヒヤヒヤした。
この「元メンバーに対する扱い方」って、ローリングストーンズとかとは全然違うスタンスですね(ブライアン・ジョンソンのことを誰もかえりみない。性格に難ありだったからか?だとしてもちょっと冷たい感じが)いや、ACDC素晴らしい。
というわけでもう詳しくは書くつもりもないです。
ロックンローラー必聴DVD
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