ダリーウメモです。義理の父から譲り受けたボロいマウンテンバイクが家にあるんですよ。
正確にはタイヤ細いし、かといって遠目から見たらマウンテンバイクだし、なんだか中間的な姿をしています。
先日、その前輪のタイヤの空気が抜けていたんですね。全然乗ってなくて置いていたら抜けていた…。という事はクギを踏んだとかが原因のパンクは考えにくい…何か他に原因があるはずだと推理しました。
バルブコア(通称:虫ゴム)があやしい!!とネットで調べているうちに勘づいた!
はい。結論から言うと上記の勘づきは正解でした。 バルブコアを交換したらタイヤに空気ちゃんと入ったんですよ。うれしくなって 後輪も交換しました。自転車のあさひのサイトがわかりやすいのでそちらを見て下さい。
バルブコア交換と言っても大した作業ではありません。安いし。ただし指と爪の間が痛くなりました。とても細い短いストローみたいな感じです。 弱いゴムなのでニッパーとか使えませんね。裂けます。目指せ虫ゴム職人。
アマゾンで250円でしたが ホームセンターコーナンにあった商品は88円でした。まあ、安い部品ですから通販での価格のメリットは無いですね。家で待ってれば来るという便利代ですな。
注意:バルブコア(虫ゴム)ついているのは「英式バルブ」だけです。
日本の自転車のほとんどは「英式バルブ」です。ママチャリなんて100%そうでしょう。 で、虫ゴムが必要なのは英式バルブだけなんですね。その他の「仏式バルブ」や「米式バルブ」には必要ないのです。英式ダメじゃん。以下、ババンと引用します。さきほどの自転車あさひのサイトより。
軽快車に使われるタイプで、日本人には一番馴染みの深いタイプ。一般的に、「自転車の空気入れの形」のイメージはこのタイプとなります。
上の写真は、バルブキャップ(黒い部分)が取り付けられた状態です。空気を入れるときは、バルブキャップを外してください。
高い空気圧を入れることは出来ず、空気を入れた後の空気圧の微調整も出来ません。また、空気圧を測ることも出来ません。日本のタイヤメーカーである「パナレーサー」は、「タイヤメーカーはタイヤの指定空気圧を守るように注意喚起しているのに、空気圧を測れない英式バルブというのもは、その理屈から外れる商品である。よって、英式バルブを空気圧を測ることのできる米式バルブに変換する小物(エアチェックアダプター) を製造・販売し、推進していきます。」という立場をとっております。なるほどです。
バルブの中には、「バルブコア(通称:虫ゴム)」といわれるものが入っており、1年程度で破れてきます。これが破れると、空気が漏れてしまいます。定期的に交換しましょう。
上の画像の状態になってしまったら、交換です。一番右の状態では、全く空気が入りません。
また、虫ゴムの圧力を乗り越えて空気を入れなければなりません。その圧力が1~1.5気圧程度となりますので、空気の入れ始めから、ポンプを押す手に力が必要です。(米式・仏式バルブの場合、空気の入れ始めは軽い) キャップは必ずつけておいてください。キャップが無いと虫ゴムが空気に触れるため、劣化が早まります。少しのことですが、チューブの寿命を延ばすことになります。
はい。図まで引用してしまいました。どうか怒られませんように(あさひで自転車を買おうね)。
3種類のバルブのうち一番デキの悪いのが「英式バルブ」という事なんですよ。空気圧調整も不可。パナレーサーも米式を推奨しています。デキが悪かろうと、日本の自転車の大部分をいまだに占めているって、恐るべしイギリス。 陰謀めいたものまで感じます笑。チカラ持ってますね!
結論:タイヤを交換する前に虫ゴムをチェック、傷んでいたら即座に交換せよ。
はい。バルブ抜くときに一気に空気が抜けますのでびっくりなさらないようにお願いします。
それでもダメな場合はタイヤ交換でしょうか…。タイヤの規格も大別すると2種類あります(WOタイヤ規格とHEタイヤ規格)。互換性はまったくありません。買い間違えると即死ですね。こちらの方のサイトがわかりやすいです。重々、ご購入の際はご注意を。
自転車タイヤのサイズ表も参考までに。自転車のあさひさんより・・・。ヒエッ…ってなりますな。
自転車の80%はWO規格のタイヤとの事ですが、ぼくの自転車は意表をつくトリッキーさでHE規格でした。WO買っていたら即死でした。あっぶねー!!
ま、今回は虫ゴム交換ですんでよかったです。タイヤって自転車の場合相当もつんじゃないですかね(勝手)。
英式バルブにもアダプターで対応しています↓これコンパクトで便利です。一家に一台!
アディオス!
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