どうも、ダリーブルースです。
ぼくは12年間ほどお香の業界にいたことがあるので割とお香に関してはその辺のオッサンよりは詳しいです。
今日は「いい香りだけどニオイ残りの少ない日本製の線香を特集」します。
ちなみに日本に流通している「供養用途のお線香の9割以上」は日本製だった記憶あり(今は海外粗悪品が増えているのでもう少し比率は下がったかも。悲しいことですな)。
どうせ焚くなら日本製のお線香にしましょう。
今日紹介するのは全て日本で作られたお線香です。
- クサイ線香をリビングで焚きたくない人
- 線香の匂いが正直嫌いな人
- 高級でなくていいのでいい香りの線香がほしい人
- 店に行くのが面倒なので通販で買いたい人
- 線香を焚く頻度が少ないけど本当はもう少し焚きたい人。
ニオイ残りが少ない、かつ香りが良い線香を集めてみた(リビングOK。古臭くない香り)。
1)淡麗香樹林
基本は白檀ベースのキレの良いさわやかな香り。
香りはそれほどしつこくなくまさに「淡い」。そして特筆すべきはその「香りのキレ」。
部屋に香りがほとんど残らない感じ。
でも淡く「清浄な空気感」は残ってる感じがします。秀逸。
椨皮粉、木炭粉、インドネシア産白檀、桂皮、天然白檀油、丁子、山奈、かっ香、大茴香、龍脳、香料類
少し物足りない方は淡麗のベースとなった元祖の「香樹林(黒香樹林)」がおすすめ(下記↓)。
煙はちゃんと出るタイプです。
昭和49年発売の高級線香ですがお値段はそれほど高くないです。
この線香を「クサイ」という人は100人に1人もいないと思います。
香りが少ない系のもう少し高級版に清閑があります。いい感じです(もっと広まるべき…)。
2)玉初堂ルームインセンスシリーズ
玉初堂は大阪市にあるお香の老舗です。伝統的な香りだけでなくモダンな香り作りも得意としているメーカーです。
「煙の少ない線香でかつ、香りも控えめ」っていう商品は日本に200種類以上はありそうですが、
「ぶっちゃけこれがあれば良くない?」という感じがハンパないのがこのルームインセンスシリーズ。
シリーズ発売はたぶん30年位前のはずですが香りの良さは不変なのでおすすめします。
予想ですが30年前から全く同じ香りではなくて徐々にアップデートされた香りで作られてるんじゃないでしょうかね。
長さは10㎝以下で使いやすいですね。現在8種類がラインナップ。この10年で3種類位増えましたな。
ルームインセンス凛:柑橘系の香り
柑橘系は抵抗感がなくてうれしい香りですね。
ルームインセンス祥:ヒノキ主体の森の香り
さわやか系です。本当はもっと広まるべき香りですね・・・。
その他、新発売ものでコーヒーの香りがあったりします。
紅茶の香りは発売当初からありますね。
実は全8種が少しずつ試せるセットもあります。これは楽しい。
おまけ:玄関の迎え香なら松栄堂の堀川が完璧すぎる。
やたら香りがいいです。
ちなみに仏壇用ではありませんのであしからず(香りを楽しむお部屋香)。
「ちょっと普通の家じゃねえ」感が出ます。
でもこの値段でその雰囲気出るならいいですよね(適当)。
というわけで今回は以上です。
良いお線香は臭くないことを知ってくださいね。
にほんブログ村参加中〜クリックで応援お願いします↓